抜け毛症や薄毛でお悩みのあなたへ〜自然治癒力発毛理論〜無添加シャンプー専門店 |
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薄毛の予防に〜自然治癒力発毛法;自然治癒力が毛髪を蘇らせる。 |
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第3章・毛髪の生成、成長を阻害する原因・要因 | ||||||
【1】頭皮組織の機能障害 |
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〈12〉「かつら」「増毛法」「植毛」が及ぼす脱毛(3-2) ◎増毛法 正しくは、結髪増毛法と言います。 増毛法の起源は、かつらのベースに毛を結着させる方法から転じたもので、20年程前に行っていた事がありますが、発毛が信じられず躊躇している人がその場しのぎで行なう、いわば粉の様に粉砕した毛を振り掛けるのと同じ感覚で行って来たというのが実状でした。 正常な毛髪は、1ヶ月に約1cm程度伸びます。今、仮に増毛法をしたとすると、自毛の成長と共に、結着した毛の結び目も1ヶ月後には約1cm程度、頭皮より上にあがってきます。 最初のうちは、スムーズにとけた毛髪が、1ヶ月も経過する頃から、梳かす度にブラシやクシにその結び目が引っ掛かり、結着した毛が取れてしまいます。 その為に、結着部に特殊な接着剤を塗布するようにしたのですが、結着した毛が取れなくなった代わりに、肝心な自毛の方が毛切れを起こしたり、脱毛してしまい、3ヶ月を過ぎる頃からは増毛する以前より薄毛になってしまいます。 この件に関しては、お客様から大変お叱りを受け、再度増毛を勧めても「お金ばかりかかって自毛が薄くなってしまうから、もう二度とやりません」という方ばかりで、現在は全く行っていません。 ◎植毛(2-1) 植毛とは、頭皮に化学合成の人工毛を埋め込み、あたかも毛髪が生えているように見せかけるものですが、毛髪の毛根にあたる部分が球状になっているものとV字型になっているもの、輪になっているものがあり、毛根に当たる部分を頭皮に埋めこみ、固着させます。 甥の場合は、300本程植毛して2〜3日経過した頃から、植毛した部分が猛烈なかゆみに襲われ、かきむしった部分が炎症を起こし、化膿してしまいました。 「もうこんなものやめた」と、私の目の前で植毛した毛を全部むしり取ってしまったのですが、その後、1週間もたたないうちにかゆみ、炎症、化膿がなくなっていました。 毛髪は、頭皮であればどこでも構わず生えているというものではありません。全て毛穴から生えているのです。 毛穴と毛髪の間には、毛根をすっぽりと包み込むような形で、毛包が存在しています。 毛包の最も大切な機能は、外部からのあらゆる刺激を緩和し、雑菌や異物の侵入を阻止し、毛乳頭の正常な働きを維持する事が第一に挙げられます。仮に毛包がない事を想定して、いくつかの問題点を挙げてみます。 外気温が冷えてくると毛髪自体の温度が下がり、低下した温度を毛髪が伝導し、直接、皮下組織を冷やします。逆に、外気温が高いとその温度で皮下組織の温度が上昇します。人間の体温は36.5℃を中心に、下限35℃上限38℃以内で生理機能が安定して作動しますから、頭皮もこの温度の範囲を越えてしまうか、又は低下してしまうと、酵素の持つ触媒作用が低下し、毛乳頭組織そのものの機能低下を誘発します。 当然、他の正常な毛髪の生成、成長にも影響がないとは言い切れません。毛包が無いという事は、防御壁としての役目も無いわけですから、あらゆる刺激を受けやすく、雑菌の侵入も阻止する事ができず、炎症や化膿となって現れます。 これらは、理・美容の作業中、誤ってカットした毛が、手などの皮膚に刺さり、炎症や化膿を起こすのと同じと考えられ、その為に雑菌の温床になりやすいキューティクルのある人毛を避け、人工毛を植毛するようになったのでしょうが、毛包がない限り、皮膚の中に異物が入れば、毛髪であれ人工毛であれ、「トゲ」が刺さっているのと理屈は同じで、この部分が毛穴だった場合は、発毛が困難になります。 日常何気なく行っているブラッシング、整髪、洗髪、カット、パーマ等の施術、くせで毛髪を触る、毛髪を引っ張る等々...これらは全て毛根に負担をかけ、毛流に逆らって毛髪を動かしている時は、更にその負荷は増大します。 この様な状態が常に繰り返されていれば、大抵の毛は抜けるか、切れてしまいます。その例として、乳幼児、寝たきり老人の後頭部や側頭上部の脱毛、切れ毛がありますが、健康な毛根はこの程度の負荷では異常は起こりません。これらは、毛包のクッションとしての緩衡作用が固着力と復元力を保っている為です。 次ページへ |
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