抜け毛症や薄毛でお悩みのあなたへ〜自然治癒力発毛理論〜無添加シャンプー専門店 |
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薄毛の予防に〜自然治癒力発毛法;自然治癒力が毛髪を蘇らせる。 |
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第3章・毛髪の生成、成長を阻害する原因・要因 | |||||
【1】頭皮組織の機能障害 |
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〈7〉頭皮温度の低下による脱毛 外気温は、冬の寒い日で零下を割る日があるかと思えば、真夏の暑い日には40℃を超えることもあり、年間を通して体温の36.5℃を超える日は真夏の数日間しかなく、大半は体温をはるかに下回る日の方が多く、酵素の働きが低下します。その為に我々は衣服を身に付けるのですが、衣服を身に付けることのない頭皮は、毛髪と皮脂がその代役を務めています。 風邪を引いて病院に行くと、お医者さんは「症状がおさまるまではお風呂に入らないで下さい」と言います。これは、風呂上がりの湯冷めの事もありますが、皮脂を洗い落としてしまう為に起こる体温の低下を警告しているのです。 このように、体表で補いきれない範囲の体温の変化は表皮を通して末梢神経が脳に伝達し、その状況に応じて視床下部が自律神経を駆動し、体温より高温の場合は汗を出し、体内の熱を放散します。逆に体温より低い場合は、起毛筋を収縮し毛穴をつぼめ、鳥肌を立てて熱の発散を押さえ、更に筋肉を震わせ熱を発生しますが、天頂部のように筋肉のない皮膚組織は、熱細胞の働きによって自熱を発生します。禿げている部分を触ると、その部分だけ熱を感じるのはそのせいなのです。 低下した体温の調節を行なうのは、交感神経の働きによって行なわれますが、その時の伝達物質はノルアドレナリンで、強い毒性を持ち内臓障害を誘発する要因を持つほか、末梢血管を収縮させ毛母細胞、毛包組織、毛乳頭組織の働きが低下します。 以上述べてきたことは、通常の湿度の条件下の事ですが、シャンプー後や汗、雨などで濡れて頭皮や毛髪に水分が残留していると、その水分が蒸発する際に気化熱を奪われ、更に頭皮温度が低下します。従って、朝シャンをして水分が取り切れない髪のまま出勤したり、汗をかいている状態を自覚しないでかつらやウィッグ、帽子等を装着していると、これらの原因は更に悪化します。 そこに風が当ると、風速1mにつき約1℃の割合で体感温度が低下しますから、夕立の後、東風の吹く日の外出、あるいは窓を全開した車の長時間運転や、夜間の外出等もこれらの事を考慮する必要があります。 〈8〉雑菌の繁殖及び皮膚炎による脱毛 2〜3日間、洗髪をしていない毛髪が雨で濡れたり、スポーツをして大汗をかいたり、あるいはシャンプー剤がないからと、温湯だけで洗髪をすると、数時間も経たないうちに頭皮が痒くなったり、悪臭を放つようになります。 これは、皮脂と共に排泄された老廃物に水分と体温が加わり、表皮や毛表皮に付着していた雑菌が繁殖する好条件を作った為に起こるもので、昔から「髪の毛は雑菌の巣」と言われる所以でもあります。 頭皮がこのような状態の時、痒いからと爪で引っ掻いたり、硬いブラシでガリガリと掻いたりすると、頭皮に傷が付き、そこから雑菌が侵入し、炎症を起こしたり、皮膚病を誘発します。 傷が浅かったり、炎症が一過性で済めば問題はないのですが、そこから連鎖球菌やブドウ球菌等の悪性の化膿菌が侵入すると、丹毒症状を引き起こしたり、敗血症になることもあり、表皮のみでは治まらず、真皮まで侵され、時には毛包炎を起こして脱毛症につながります。 このような場合は、例え疾病が回復してきたとしても、かさぶたやフケが残り、その部分の細胞が壊死していますから、瘢痕性脱毛となって新毛の蘇生は難しくなります。 通称「じゃりっ禿」と言われ、衣類を虫が食い荒らしたような脱毛痕を見ることがありますが、乳幼児の頃、化膿菌が毛包にまで侵入し、毛包組織を破壊した為に起こったもので、火傷や怪我等で毛包組織を破壊したのと同様、永久にその部分の発毛は不可能です。 アトピー性皮膚炎は、自己の体内から排泄された化学合成物質によって真皮まで侵されそこに雑菌が付き炎症を起こすものですが、最近は単にアトピー性皮膚炎ばかりではなく、その炎症が毛包に及んだり、更に化膿菌の繁殖から毛包の組織破壊を起こし、脱毛を起こす人が増えています。 次ページへ |
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