SORA通販に寄せられた髪の悩み相談を店長橋本がお答えしました。
無添加シャンプーの使い方から自己管理についてまで、
中には人生相談まで・・・あなたも同じ悩みはありませんか？

髪の悩みは人それぞれ違いますが、あなたのお役に立てれば幸いです。

※相談者のプライバシーに配慮し匿名とさせて頂きます。

年代 = 20-29歳
職業 = 事務職
性別 = 女

項目＝わたしの髪は硬くて太くてクセ毛です。ここ数年で白髪がだいぶ増え、ぱさつきがひどくなり、手櫛も通らないほどゴワゴワ、ギシギシしています。石鹸をはじめ、ハーブ洗髪や塩洗髪などいろいろ試してみましたが、自分に合う洗髪法がみつからず、最近は、良くないと思いつつも合成シャンプーに戻っていました。無添加シャンプーは使い続けるうちに髪質が改善されていけば嬉しいのですが、どのように使うと髪質を良くすることが出来るのでしょか？

髪の悩み相談承りました。

店長の橋本です。

まずは、基本的な髪の成長サイクルの話しからしたいと思います。
成人の女性で通常５年から６年で髪の生え代わりが起こります。それぞれの髪の毛に寿命がありますが、髪は一日で約０．３ミリ生えると言われています。

当然個人差もありますし、生活状況にも左右されますので、あくまでも目安と思って下さい。正常な状態でしたら、１年で約１2センチ位伸びます。もしあなたの髪の長さが１2センチとしたら、髪の先端は１年前に生えた髪の毛と言う事になります。

つまりあなたの痛んだ髪は１年掛けて痛んだという事になります。一度傷んだ髪を元どおりの健康な髪に戻す事は困難です。なぜなら髪は死んだ細胞と言われているからです。髪の成長にも諸説ありますが一般的にはそれが常識です。カラー・ブリーチ・パーマ・縮毛矯正などは どれも髪を傷めることです。あなたが1年間にそれらのサービスを受けられたとしたら、それだけ髪の毛を傷め損傷させた事になり、その傷を無添加シャンプーで完全に修復する事は自然に考えても無理があります。

これ以上ダメージを広げないように、傷まないように生活から見直しして頂くしか方法としてはありません。
間違って、化学合成のトリートメントなどでコーティングしても、所詮、ポリーマーなどで痛んだ箇所を覆う事しかできず、一時的にサラットした感触が得られても、時間の問題で剥がれ落ち更に髪が傷むことに繋がってしまいます。

あなたの髪はこれまでそのような生活の中から色々と試されたと思いますが、髪の毛の本当の健康維持は対処療法的に行うのではなく、健康な髪を生やすという発想に転換しないと，いつまで経っても髪の悩みを解決する事はできません。

根本的な問題を放置し、表面的な見せかけのヘアケアを行っていては、いかに無添加シャンプーが優れた成分であっても手櫛が通らない度痛んだ髪を修復する事は困難といえます。

痛んだ部分をカットして根気良く自己管理を行い生活習慣から見直さないと本当の意味で元の健康な髪の毛に戻す事はできません。髪の毛が傷むと言う事はあなたの生活が結果的にそのような髪質を生んだと言えます。

厳しい言葉で申し訳ありませんが、毛髄質まで痛んでいたら髪の毛が伸びるまで時間が掛かると思って下さい。あなたが何よりも髪の事を大切にされるのなら多少の努力は惜しまないはずと思います。

健康管理を行うことは苦痛でも何でもなく、より自分らしさが発揮できる大きな手助けにもなります。髪と共に健康的な生活を送って１年後には驚くほど元気な髪にして頂きたいと思います。無添加シャンプーがお役に立てれば嬉しい限りです。